リスティング広告用のスマホサイト、そろそろ作った方が良い?最新のスマホ事情と対策方法とは。

年々伸び続けるスマートフォン市場

近年、急速に注目を集めているスマートフォン市場ですが、実際はどれぐらい伸びている市場なのか?あなたはご存知ですか?

弊社のクライアントさんの事例でも、同じキーワードでのアクセス数は年々増えており、昨年の4月時点ではパソコンと同程度のクリック数もしくは2/3程度のクリック数だったスマートフォンからのアクセスが、現状はパソコンと同程度から1.5倍程度まで増えています。

もちろんキーワードにもよりますが、多くの商材や多くのキーワードでパソコンから集まるアクセス数とスマートフォンから集まるアクセス数を比較したときに、1年前までは【パソコン>スマートフォン】だったものが【パソコン<スマートフォン】になってきているということです。

ここから言えることは、早めにスマートフォンサイトへの最適化を行い、スマートフォンからのアクセスを売上に変えていくための施策が必要だということです。

 

スマートフォンサイト制作の注意点とポイント

それでは実際に、弊社の経験を踏まえてスマートフォンサイト制作のポイントについて解説していきましょう。

スマートフォンサイトですが、業界的にまだ成功事例が少なく、制作方法を間違えるとPC版のサイトをスマートフォンに配信するよりも結果が悪くなるということも少なくありません。

経験がない方は「そんな事はないだろう。」と思われるかもしれませんが、実際に弊社が行った初期10件のスマートフォンテストの8割がPC版のサイトよりもCVRが悪くなる結果になったのです。(ほとんどがランディングページの最適化でした。)

これは何故か? 非常に重要な部分になるので、よくお読みくださいね。
まず多くの方がスマートフォンサイトを制作する際に下記のようなサイトを参考にスマホサイトの制作に取り掛かります。

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iPhoneデザインアーカイブ

上記のような大手さんが作ったサイトや、先行して作られたスマートホンサイトを参考に、多くの方が下記の3点に意識してスマートフォンサイトの制作に取り掛かるのではないでしょうか?

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「スマートフォンはパソコンに比べてネット回線のスピードが遅いので、最低限の情報をトップページに載せてあとはボタンで誘導しよう。」

「スマートフォンは、画面が小さいので出来るだけ情報量を厳選して端的に伝えよう。」

などなど、誰もが考えてしまいがちなのですが、スマートフォンサイトであれば、とにかくボタンを増やして情報量を厳選すればCVRが上がるのか?というと、そうではありません。
商材によっては悪化してしまうパターンも多いのです。

間違ったスマートフォン最適化を行わない為にまずは商材の特徴を理解する必要があります。
まずは下記をご覧ください。

多くの商材が掲載されているECサイトの場合

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このように多くの商材が掲載されているECサイトをスマートフォンサイトに作り変える場合は、よりユーザーが目的の商材を閲覧し易いようにボタン配置を変えたり、情報量を厳選したりすることでCVRは上がります。というよりは、それしか最適化の方法はないでしょう。

単品通販サイトの場合

問題は、化粧品販売や健康食品販売をはじめとする単品通販の場合です。

現状、世に出ているスマートフォンサイトの多くは、グローバルメニューがついているものが大半であり、PC版では一枚もののランディングページだったものにすら、スマホ版になるとメニューボタンが付いているのが通常です。

しかし、単品通販の場合PC版のサイトでは、多くの成功事例から商品をより売れる為の構成が反映されており、ランディングページであればユーザーを離脱させないための作りになっています。

これをスマートフォンサイト用に最適化するといって崩してしまうとCVRは悪化します。

 

間違いやすいスマホ最適化の方法

下記のサイトはスマホサイトにしてからCVRが悪化したケースです。
以下がスマホ最適化への変更点です。

(1)ユーザビリティを向上しようと、必要最低限の情報に絞り、それ以外のコンテンツはメニューボタンにしてクリックしたら閲覧出来るようにしました。

(2)お客様の声も多いのですべてを掲載するのではなく、一部のお客様の声を掲載しそれ以外のお客様の声についてはクリックすると別タブですべての客声を閲覧できるように変更。

(3) ヘッド部分の文字やコンテンツ部分の文字が見にくかったのでフォントを大きくしたが、縦に長くなるので不必要と思われる内容は削除。

(4)画像のサイズをスマートフォン用にリサイズ。

上記の対応でPC⇒スマホ最適化でCVRが悪化してしまったので下記のように変更しました。

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(A)部分については商品の必要性を訴える重要なコンテンツのため、メニューボタンを押してページ遷移する形ではなく、PC用のランディングページと同様に縦に長くなってもいいので、すべてページ内に掲載。

(B)など、情報量が多いコンテンツにおいてもタブで隠すのではなく、縦に長くなってもいいので、文字が読めるサイズにてタブなしで表示。

PC用のランディングページと同じように上から下に情報をページ遷移やタブ展開せずに見えるように改善することでPC⇒スマホ最適化でCVRが悪化した状態から、PC⇒スマホ最適化でCVRの向上を達成することが出来ました。

いかがでしょうか?
もしあなたが今あるパソコン版のサイトをスマートフォンサイトに作り変えようと思ったら同じような判断をしませんか?

この変更で、PCサイトをスマホ配信している時よりも、右のスマホサイトは成約率が悪くなる結果で終わりました。
このようにもともと作りこんでいたパソコン版のランディングページの構成を、スマートフォンサイトにするからといって崩してしまうのと購入に必要な情報量が不足してしまい、PC版のサイトをそのままスマホに配信するよりもCVRが悪くなる現象が続出する結果になってしまったのです。

よくよく考えれば分かるのですが、ネット回線の悪いスマートフォンでは、出来るだけボタンを少なくし、ページを遷移させないのがポイントです。(様々な商材を販売するECサイトは除く)

単純にページ遷移の度に時間がかかるのと、環境次第では、次のページが開けないという事もしばしば起こるでしょう。

3G回線などで閲覧している事を考えると、何度もボタンを押してサイト内を循環するのにストレスがかかりますが、縦に長くタップでスクロール出来る方がユーザーにとってはストレスにならないということですね。

それ以上に、もともとPC版で作りこんでいたサイトの構成やセールスラインを崩さず、売るために必要な情報量をしっかり載せるということが大事です。

ぜひ本章を参考に、本質を間違えることなく正しい最適化を行ってくださいね。

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