通販のリスクを収益に変えるリスク対策講座!決済方法別に見るメリット・デメリット

HAZSリスクマネージメント研究所は、リスク多き現代社会で「独自に鍛錬した愛と情熱のマネジメントシステム」で成長する企業を応援する会社です。商品やサービスを市場に流通させる過程で起こり得る、あらゆる困難な問題や課題を乗り越える「リスク対策」を提供しています。

 

リスクマネジメントとは…

通販やネットショップのリスクマネジメントコンサルを行っているHAZS(ハッツ)の東といいます。私は、ダイレクトマーケティングという業態のリスクを、収益に変えるコンサルタントを行っています。

リスクがある場所には、必ず「gain」(得・益・儲け)があります。逆に言えば、「gain」のあるところには、リスクが存在しているのです。当然、「gain」を考えるとネットショップには、未払い・不当返品・不当未着・情報セキュリティ・不当な書き込み・モンスタークレーマーなどのリスクが生じて来ます。

ネットショップは、抱えるリスクをいかに適切に解決するかを考え実行すれば、増収を見込めるだけでなく、売上にも関わる事になります。しかしながら、リスクの考え方や対処方法を間違えると、リスクが顕在化します。

 

160億5,499万人

一般社団法人日本フランチャイズ協会の資料において、2014年度のコンビニの来店数だそうです。ちなみに、世界の人口は、72億4,400万人なので、世界のすべての人が、年に2.2回日本のコンビニエンスストアを訪れている計算になります。日本の人口は、1億2,729万なので、生まれたての赤ちゃんから、老人まで、年間126回訪れる計算になります。恐らく成人は、ほぼ毎日行くのではないでしょうか?

今やコンビニは、生活に切っても切れないものになっています。通販やネットショップにおいても、コンビニエンスストアは、重要な役割をもっています。最近では、商品の受け取りなどに利用されたりしています。私も、本などは、近くのコンビニで受け取り可能な場合は利用しています。

勿論、後払い決済はコンビニや郵便局があって初めて成り立つようなものです。24時間近くのコンビニから支払いができる利便性から、通信販売の売上までにも影響を及ぼすほどになりました。

 

商品と決済

例えば、利用される顧客が、ヤマトが好きだからとか、佐川が好きだからと言って、逆の運送会社しかない場合、離脱するでしょうか?ごくまれにそう言う方もおられるかもしれませんが、好きな運送会社がなくても離脱するほどの理由にはならないことがほとんどでしょう。

しかしながら、決済はそうはいかないようです。よほどブランドが確立していない限り、好みの決済が無ければ、離脱する方が多くおられます。いくつかのアンケートを見て、同じような回答があった事を覚えています。

商品は、当然ながら、趣味趣向と言うのが働きます。自分の好みによって商品を購入するのだと。当たり前と言えば当たり前です。しかし、ここに気が付いていない通信販売事業者は多いようです。決済をないがしろにしがちなのです。

代表的な決済方法にみるメリット・デメリット

代表的な決済方法にみるメリット・デメリット

以前、通信販売の代金決済で一番のシェアは代金引換だったのですが、この数年ですっかりクレジットカードが首位の座を占めるようになりました。AMAZONや楽天の影響が多いと思います。それぞれの決済のメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。

クレジットカード

00020-2インターネットを中心に、利用されています。また、クレジットカードは、女性よりも男性が好むようです。ただ、クレジットカードはリスクがない決済だと思っていませんか?

後払い決済のように、未収が多く発生する事はないのですが、チャージバックと言って、取引自体を取消される可能性はあります。例えば、不正取引があった場合など。クレジットカードホルダーが、利用していないなどの申告をした場合、調査が入ります。最終的に、不正と判断されれば、強制的にキャンセルされるのです。

また、クレジットカードは、割賦販売法でカード情報の管理責任が問われています。不正にカード情報を漏えいした場合は、刑事罰になる場合があります。ご注意を! クレジットカードであっても、多くのリスクを抱えています。運用にはきちんとした認識とルールやフローが必要です。

コンビニ収納

00020-3コンビニ収納は、先に記載した通り、とても利便性が高い決済方法です。しかも、顧客に対して安心感を与えやすい決済方法です。コンビニ収納を導入するだけで、売上が上がると言う事例がある通り、顧客へのPRに繋がります。

コンビニ決済には、前払いと後払いが存在します。前払いは、請求番号を送付する場合と請求書を送付する場合があります。入金を確認したのちに商品を送付するので、リスクが少ないように見えますが、実は、購入までに15~20%が送金されずにキャンセルになります。見方を変えれば、余剰在庫を常に持つことになります。

後払いは、注文=商品発送になるので、事務フローも前払いに比べてかなり簡易になります。しかも、前払い決済に比べると、約8倍の受注が見込めます。但し、ノウハウがないと未払いばかりが目立ってしまいます。使い続けることで、どの決済よりもコストが安くなります。

ただ、後払い決済を導入すると、どうしても未払いリスクが絶えません。事業者側として、どうとらえるかは、各個人によって異なるようです。恐怖や怒りを感じる方、顧客を下に見る方には、お勧めしません。かえって売上が下がる原因になる可能性があるからです。

そんな場合は、立替保証の付いた決済を選択してみて下さい。

代金引換

00020-4代金引換は、2013年初めて決済方法TOPの座を奪われました。代金引換の割合が多い事業者の特徴は、中小規模事業者です。大手通信販売は圧倒的に、後払い決済とクレジットカード決済が多くなります。後払い決済には、郵便局の振込も含めます。

その他の媒体で言うと、テレビ通販は、代金引換が多いようです。TV通販の特徴として、説得商材の為、高額商品を取り扱うケースが多く、また受注が電話になるため、クレジットカード決済を利用されると、その分受注に時間がかかり、取りこぼしが出てくるから、事業者側の都合で利用されていると思われます。

後払い決済であると、受注の時間は集中しても、対応が早いですが、高額商品になるとリスクが高まります。その点、代金引換であれば受注処理も短く、且つ未払いリスクは減少します。商品さえ戻れば、それほど損失が無い場合は、代金引換を好むと思われます。

ただ、代金引換は、定期継続する商材には、合いませんので、取扱している程度でいいのではないでしょうか?

郵便振替

00020-5コンビニ収納を取り扱う場合、ほとんどと言っていいほど、郵便振替を付けています。利用されるシェアは、おおよそ15%程度。但し、高齢者の利用が圧倒的に多いです。

また、郵便振替にはMTサービスと言う窓口に持参した払込用紙にOCRで印字された口座番号や金額を読込、データ伝送を行うサービスがあります。コンビニ収納とは違い、データ化が100%ではないのが気になりますが、ほぼデータで消込できるサービスです。

若年層が中心であれば、郵便振替が無くてもそれほど影響は出ないと思いますが、シルバー層をメインターゲットとしている場合は、郵便振替がなくては売上に影響が出る可能性があります。自社の商品性に合わせて、導入を検討してください。

銀行振込

00020-6銀行振込は、あまり使われなくなってきた決済方法でした。しかし、ネットバンクやペイジーの普及で、若干利用者数が増えてきているように感じます。いつでも、どこからでも振込できるのは、銀行振込だけです。着金に関しては、土日や夜間は、インターネットでも無理なケースは多いですが、送金の手配は、その都度できます。

顧客にとっては、手数料が気になることと、セキュリティを除けば、一度使えばやめられない決済と思います。難点としては、詐欺と間違われるなど、事業者側の信頼が無ければ、そもそも利用されない可能性が高いと言う事です。

その他の決済

巷では、各社が知恵を絞った決済システムをこれでもかと言うほど、新しく開発されています。その努力や対応を見ると、涙ぐましいです。しかしながら、新しい決済の普及には、約10年かかるとされています。例えば、クレジットカードの普及にも、10年かかりました。デビットカードも、10年以上前から各社が導入を初めています。

ですが、VISAデビットや銀聯(ギンレン)カードなどの出現にて、認知されたのは最近です。やはり10年かかっています。FACEBOOKやLINEなども決済を仕切りに普及させようとしていますが、10年かかるとしたら、そこまで飽きられずに持ちこたえられるか。どうなのでしょうね?

電子マネーやポイント、キャリア決済など、新種の決済がありますが、品揃えにこそなりますが、だからといって、導入したからといって、それがそのまま売上がUPするとは思えません。ただ、会社の姿勢として、新しい事に挑戦する会社だと言うPRにはつながるでしょう。数多くある決済方法などを顧客に合わせて導入し、売上アップできるようにうまく活用してください。

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