SEO会社の選定で失敗しないために、チェックすべき5つのポイント

SEO会社の選定で失敗しないために、チェックすべき5つのポイント

はじめまして、ディーエムソリューションズの小林です。
インターネット広告を外部に発注した経験のある方であれば、どの会社に依頼すれば成功するのか?と選定に迷ったことがあると思います。

中でも、SEOはトレンドの移り変わりが激しく、施策の内容が日々変化するため、どのSEO会社を選ぶべきなのか、判断が難しいと感じることがあるのではないでしょうか?

今回はみなさんがどのようにSEO会社へ提案や見積もりを依頼すれば、業者選定がしやすくなるのか依頼時のチェックポイントをまとめましたので、是非、参考にしてみてください。

 

1.SEOをおこなう目的を整理しましょう

まずはSEOを実施する目的を整理するためにWEBマーケティングにおいて、一般的な指標「KGI」、「KPI」を設定しましょう。

KGI(Key Goal Indicator)はSEOを実施することで達成されるゴールの設定です。たとえば、「ECサイトの売上を2016年3月までに20%増加させる」といった数値目標が一般的です。

続いてKPI(Key Performance Indicator)はKGIを達成するために必要なプロセスに対する目標となります。たとえば、「SEOによるアクセス数を30%UPする」や「平均PV数を2倍にする」といった指標です。目標がはっきりしていれば、「上位表示率90%」「案件継続率95%」といった耳触りの良いSEO会社の営業トークに惑わされずに、共に目標達成に向けて取り組めるパートナーを選定することができるはずです。

 

2.目標達成に向けたプランニングになっているか確認しましょう

ECサイトにおけるSEOのゴールは、多くの場合、特定のキーワードを上位表示させることではなく、売上をアップすることだと思います。

たとえば、化粧水を販売するECサイトの場合、ビックキーワードは【化粧水】になります。
ただし、上位表示の難易度は高く、SEO施策を【化粧水】に絞ってしまっては売上目標を達成することができないかもしれません。

そこでSEO会社には売上目標を達成するために5W1Hを明確にした提案と見積もりを依頼しましょう。

●What(なにを)
・KGI、KPIなど目標の達成が目的になっているか?
●When(いつ)
・目標達成までのスケジュールは明確になっているか?
●Why(なぜ)
・競合サイト、自社サイトのSEO状況を分析し、目標達成の根拠が明確になっているか?
●Where(どこで)
・SEOを行うWEBサイトはECサイトだけなのか?サブサイトの有効活用やオウンドメディアの構築など最善策は考えられているか?
●How(どのように)
・具体的な内部施策、コンテンツ施策、外部施策の内容が明示されているか?
●Who(誰が)
・SEO会社、WEB制作会社、クライアントの各タスクが明示され、トータルコストの判断ができるようになっているか?

上記のポイントが提案にしっかりと盛り込まれていれば、目標を達成するという目的がぶれずに選定することができるはずです。

 

3.SEO施策の内容を理解しましょう

前章で述べた5W1Hの「H」にあたる具体的なSEO施策をできるだけ理解するようにしましょう。

細かな技術については、プロに任せてもよいと思いますが、それが一体何であるかは理解していないとGoogleからペナルティを受けるようなSEO施策を選択してしまったり、WEBサイトの課題に合ったSEO施策になっておらず、全く順位が上がらないといったことになるかもしれません。

この章では現在のSEOにおけるトレンドと課題に合った施策の選択について考えてみましょう。

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ご存知の方も多いと思いますが、以前は外部リンクが順位アップに最も影響がある施策でした。少々大げさに言えば、10ページ以下の小規模なWEBサイトでも外部リンクの力だけで強引に上位表示が可能でした。

しかしながら、現在のGoogleは優良なコンテンツに対する評価を高めています。優良なコンテンツ、検索エンジンに正しく情報を伝えるための内部施策があって初めて外部リンクは効果を発揮することができます。

Googleの評価方法が変わったことにより、外部リンクには2つのデメリットがあります。(ここで言う外部リンクとは上位表示を目的として恣意的に設置するリンクを指します。)

1つ目は「Googleが推奨していない施策のため、ペナルティの対象となる可能性がある」ということです。外部リンクに対するペナルティ判定の精度は日々進化しており、多くのWEBサイトがペナルティを受ける事態となりました。

2つ目は「外部リンク施策は契約を解除すると外れてしまう」点です。

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上記の様に外部リンクに頼る施策は維持するためには永遠にSEO会社へ料金を支払う必要があり、自社のWEBサイトの資産として蓄積されないというデメリットがあります。提案内容に外部リンク施策が盛り込まれていた場合は、そのSEO会社がこうしたデメリットを理解した上でのことなのか、よく考えるべきです。

ただし、目標達成スケジュールが非常にタイトな場合、コンテンツの更新頻度を上げるといった対応だけでは間に合わないケースがあります。目標達成スピードを上げるために、コンテンツや内部施策だけではなく、外部リンクによる施策を行う必要が生じる状況もあるかもしれません。そのような場合は、外部リンク施策が持つこの2つのリスクをしっかりと理解して、選択するようにしてください。

ちなみに、私は仮に外部リンクを使って目標を達成しても、次年度で達成した目標を上回る更に高い目標が課せられることを考えるとアクセスの大半を失うリスクがある外部リンク施策は行いたくありません(笑)。

 

4.SEOコンサルティングの範囲を明確にしましょう

発注先のSEO会社を選定したら後はお任せ…という訳にはいきません。SEOを実施するためには一般的に以下のポイントを明確にする必要があります。

●内部施策の指示書はSEO会社から納品されるが、実際にWEBサイトへの実装は誰が行うのか予め決めておく。
●実装をWEB制作会社が行う場合に費用はいくらかかるのか確認する。
●WEB制作会社からの質問に対する回答や実装ができない内部施策に対する代替案の提示は、WEB制作会社とSEO会社が直接行ってくれるのか確認する。
●コンテンツが不足している場合は誰がどのようなスケジュールで作るのか、決定する。
●アクセス解析を元に目標達成までの進捗を分析し、進捗状況に応じてSEOのリプランニングまでSEO会社が担当してくれるのか確認する。

上記のポイントが不明確な場合、追加予算が必要になり、SEOの導入が遅れたり、PDCAがうまく回せなくなり、目標の達成が難しくなるようなケースが発生します。

想定されるタスクを誰が担当するのかを明確にし、SEO会社のコンサルティング範囲を決定しましょう。

 

5.信頼できる担当者なのか見極めましょう

最後のチェックポイントは、信頼できる営業マン、コンサルタントなのかを見極めることです。「結局は人か」と思われるかもしれませんが、SEOは担当者の気持ち一つで施策の内容をブラックボックスにできてしまうサービスです。

どれだけ真摯にみなさんの事業に向き合い、成果を出すために必死に取り組むことができる誠実なパートナーになれるのかが重要です。

信頼できる担当者なのかを見極めるポイントの一例

●サービスが主語で提案されている
あくまでも、みなさんの事業を成功させるのがSEOのゴールです。
主語は『事業の成果目標を達成するには』でなければいけません。

●良い言葉しか言わない
みなさんが計画した目標やスケジュールの達成は、もしかしたら難しいかもしれません。「絶対できます」「100%成功します」しか言わない人がいたら、注意が必要です。それが実現できる理由をはっきりと明示してくれ、時には実現できない依頼と判断したら断るくらいの担当者を選びましょう。

●2、3年前の情報や事例が目立つ
SEOは日々変化するため、最新の情報をキャッチアップし、それを実装する方法を知っている担当者でないと知らず知らずのうちに時代遅れであるばかりか、Googleからペナルティを受けるSEO施策を行ってしまうかもしれません。

 

6.まとめ

いかがでしたでしょうか?

以前は外部リンクの質などSEOの枠組みだけでSEO会社を選定すればよかったものが、WEBサイトのコンテンツやアクセス解析を使った効果測定などもSEOの要件となっており、より複雑化しています。

しかしながら、みなさんの事業を成功させるという本質的な目的は変わっていません。目的を見失わず、SEOのPDCAをしっかりと回せるパートナーを選んでいただければ幸いです。

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