モンドセレクション受賞も夢じゃない!?知っているだけで差がつく商品開発の裏ワザを紹介します。

こんにちは。 オプティマ製薬の白土です。モンドセレクション授賞式に向かう飛行機の中で原稿を書いています。 サントリー「プレミアムモルツ」のテレビCMで有名になったモンドセレクション。実は、申請した商品の9割以上が、何らかの賞を受賞していることをご存知でしたか?もちろん、申請を通す上で抑えるべきポイントがいくつかあるのですが、正しく申請すれば、まず間違いなく通るのがモンドセレクションなのです。

※出品数・受賞数ともに年々上昇

※出品数・受賞数ともに年々上昇

引用:www.monde-selection.com

Eコマースを行う中小企業にとって、品質・信頼感の演出は大きな課題です。 その点、(昔ほどではないにせよ)モンドセレクションには強い信頼感とブランド力があります。モンドセレクション受賞などの実績を持っていることは、通販のランディングページの成約率に大きく影響してきます。 英文や海外送金が苦手な方のために、モンドセレクションの申請代行サービスも存在しています。弊社でも申請代行を受付していますので、商品力にお悩みの方は、一度検討してみるのもいいかもしれません。

00014-2引用:www.monde-selection.com

今回は、こうしたモンドセレクションのように「知るだけで差がつく、商品開発の裏ワザ」をご紹介します。

 

「見せる成分」と「効かせる成分」を分ける

「低原価率」かつ「広告訴求力の強い商品」。通販の商品開発では、この相反する2つの要件を両立することが求められています。 そこで有効なのが、「見せる成分」と「効かせる成分」を分けて考えるという発想です。

「見せる成分」とは

「見せる成分」とは、珍しかったり、非常に貴重であったり、強烈な訴求ポイントがある成分です。いわば商品の目玉となる要素です。

たとえば、アイケアのサプリメントであれば、「メグスリノキ」という和漢成分があります。古くから目に良いとして漢方で使用されてきた原料です。メグスリノキという植物名が、そのまま「目に効く」という効果を暗示させるため、このような成分を配合することで商品訴求力をUPさせることができます。 しかし、こうした原料は原料原価が高く、効果のエビデンスが十分でないことがあります。

そこで、実感を出すために、「見せる成分」とは別に「効かせる成分」を配合します。アイケアのサプリメントであれば、ブルーベリー原料がそれに当たるかもしれません。

「効かせる成分」とは

「効かせる成分」とは、その成分自体では広告訴求を強めることができないが、強い実感作用のある成分です。原料が安価であることが多いため、大量配合することで実感を高め、商品の継続率を向上させることができます。

これらの成分は研究が進んでおり、根拠となるエビデンスも豊富です。商品を発売するからには、商品の品質や効果に自信を持っていなければなりません。その際、この「効かせる成分」を信頼できるエビデンス量配合することで、自信を持って商品を売ることができるようになるのです。

商品開発に慣れていないと、つい訴求する成分を一番大量配合しなければならないと考えがちです。しかし、成功している通販企業の考え方は異なります。「訴求する成分」と「効果を実感させる成分」を分けて考えることで、低原価なのに強い広告訴求ができる商品を開発しているのです。

※化粧品にも同様の発想が適応できます。医薬部外品の場合、「有効成分」として使用できる原料は限られています。そのため、他社から差別化された訴求ができないというジレンマを抱えています。そこで、効果効能は「有効成分」で担保し、広告では見栄えの良い「その他成分」にフォーカスすることで、他にない商品のUSPをアピールしています。

 

ネーミングで効果効能を暗示する

通販の場合、商品名は広告の一部として考えるべきです。商品名が広告のレスポンス率に良い影響を与えるかどうかが、ネーミングの良し悪しを判断する基準です。 たとえば、ロート製薬「セノビック」は、ネーミング成功例の一例です。当然ながら、「身長が伸びる」と表現することは薬事法違反になりますので、訴求ができません。

そこで、ショルダーコピーとして「成長期応援飲料」、商品名に背が伸びることを暗喩する「セノビック」を採用。すくすくと子供の発育をサポートする商品であることがネーミングだけでわかるようになっています。

※セノビックシリーズは累計販売数550万個を突破

※セノビックシリーズは累計販売数550万個を突破

引用:www.shop.rohto.co.jp

化粧品の場合はイメージ戦略も重要になりますが、健康食品の場合、ネーミングで満たすべき項目は、主に以下の3点です。

① 何の成分が入った商品であるかわかる

たとえば、コーヒー由来成分を使ったダイエット商品であれば「コーヒースリム」と由来成分をネーミングに使います。これは広告で食材の「シズル感」を出すうえで有効です。

② それが誰のためのものであるかわかる

若年層向け商材であることがわかるように「お嬢様酵素」とする、女性向けの商品であれば「すっぽん小町」と命名するなど、ネーミングがそのまま見込み客を特定する方法も有効です。

③ それが何に効くものであるかわかる

ダイエット系であれば「~スリム」「~ストン」、便通であれば「どっさり~」など、効果効能を暗示するようなネーミングを採用します。

※WEBを中心に販売し、年商は20億を超えるモリモリスリム

※WEBを中心に販売し、年商は20億を超えるモリモリスリム

便通改善茶である「モリモリスリム」も、そういった成功例の1つでしょう。通常、便通効果を訴求しようとしても、「朝スッキリする」「溜まっているものが軽くなる」という曖昧なキャッチコピーが限界です。

しかし、「モリモリスリム」という商品名からは、強い便通効果がイメージされます。パッケージのデザインも便通期待を感じされるものになっており、便通に本気で悩むユーザーにとっては、商品名を聞いただけで購入するきっかけになるような、優れたネーミングです。

※ネーミングへの薬事法・景表法の適応内容については、最新の関連法規を確認の上、ご自身でご判断ください。
引用:www.sukkiri-life.com

 

WEBで売りたいなら、今すぐ比較サイトをチェック!

「商品を作ってみたけれど、そもそもそこに市場がなかった…」という悩みを時々伺います。どんなに商品力が高くとも、見込み客となるユーザーが存在しないのでは、打つ手がありません。 でも、安心してください。わずか5秒で市場の有無を判定する簡単な方法があります。

それは、比較サイトの有無をチェックすることです。

検索エンジンで健康食品系のキーワードを検索すると 「人気の●●●●サプリメントを徹底比較!」 「●●サプリの口コミランキング『効果をお試し比較』人気NO1は? といったサイトが上位表示されているのを見たことがあると思います。

※「EPA サプリ」で検索した場合の比較サイト

※「EPA サプリ」で検索した場合の比較サイト

ご存知のように、こうした比較サイトはアフィリエイターさんによって運営されています。比較サイトが存在するということは、「出稿する広告主が少なくとも複数いる」ということです。 比較サイトを作成するには手間やコストがかかります。

そのため、アフィリエイターさんにとっても「たくさんの注文が、高単価で獲得できる」ことがある程度確信できている市場だからこそ、比較サイトが存在しているとも言えます。 つまり、比較サイトが存在すると、そこに少なからず市場が存在することが読み取れるわけです。

逆にいうと、そうしたキーワードが見つからない場合は、WEB上に市場がそもそも存在しない可能性があります。 成功する商品開発は、つねに市場から出発します。検索する作業は1分もあれば十分です。「発売したけれどそこに市場がなかった」という悲劇を防ぐために、まずは比較サイトの有無をチェックしましょう。

 

原価を10円アップするだけで、効果効能を謳うことが可能になる!?

ここまでお話してきたのは一般食品(いわゆる健康食品)についてでした。 ところで、原価を1袋10円程度アップするだけで、栄養機能食品にグレードアップできることは、意外と知られていません。

栄養機能食品とは、厚生労働省が定める特定のビタミン・ミネラルを定められた基準量配合することで、一定の成分について機能表示ができる制度です。当然、定められた注意事項等を適正に表示しなければなりませんが、これといって国や行政期間への許可申請・届出は必要ありません。
※詳しくは消費者庁のHPをご覧ください。
00014-6b

※栄養機能食品として表記可能な成分

引用:www.caa.go.jp

ご存知のように、薬事法上、いわゆる健康食品は効果効能に関する表記をすることが厳しく禁じられています。しかし、栄養機能食品では定められた文言に関してのみ、機能表記が可能になります。

たとえば、ビタミンCの場合「ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です」という表現が可能になります。

※栄養機能食品の表示に当たっては、法令で表示が義務づけられている事項及び表示が禁止されている事項に注意してください。

美容訴求のサプリメントであればビタミンC、アンチエイジングを訴求するサプリメントであればビタミンEを配合して栄養機能食品とし、広告訴求力を高めることが可能です。配合する成分にもよりますが、1袋当たり10円程度のコスト差です。ぜひ積極的に配合を検討してください。

以上が、知っているだけで差がつく商品開発の裏ワザでした。普段何気なく見ているネット通販の商品でも、このような裏ワザがよく使われています。裏ワザに頼りきりで商品を売ることができるわけではありませんが、裏ワザを使うことで、商品販売を加速させることはできます。

ぜひ、今回ご紹介した裏ワザを使って、商品開発をしてみてはいかがでしょうか。

この記事のタイトルとURLをコピーする