リスティング広告運用は効率化できる!Yahoo!プロモーション広告、自動入札設定とは?

リスティング広告運用は効率化できる!Yahoo!プロモーション広告、自動入札設定とは?

日々アップデートを繰り返し増々便利になっていくYahoo!プロモーション広告ですが、あなたは「自動入札設定」をご存知でしょうか?

こちらの機能はGoogleAdWordsでも同様の機能が実装されているので名前を聞いて、なんとなく分かる方もいるかと思います。この自動入札設定を使用することで、目的に合わせ入札単価の調整をシステムに任せ運用効率を上げることが可能になります。

本稿でYahoo!プロモーション広告の自動入札設定の詳細や利用シーン、設定方法について詳しく解説をしていきます。「運用を細かくする事が出来ない」と言う方にはお勧めの機能なので、ぜひ積極的に導入してみてくださいね。

それではさっそく解説していきましょう。
まず始めに自動入札設定には以下の5つの設定から目的に合わせ設定を行うことが出来ます。

①検索結果ページの目標掲載位置
②クリック数の最大化
③コンバージョン数の最大化
④コンバージョン単価の目標値
⑤広告費用対効果の目標値

上記の5つの目的に合わせてあなた自身で選択をして、この機能を使っていくことになります。では、それぞれどのような掲載方法なのか、詳しく解説していきます。

 

①検索結果ページの目標掲載位置

こちらの機能は検索結果の1ページ目上部もしくは検索結果の1ページ目に広告が掲載されるように入札単価を自動で調節するもので、検索結果の1ページ目上部に掲載されるようにするか、検索結果の1ページ目内に掲載されるようにするかのどちらかのルールを選べばそれに合わせ自動的に入札単価が調整されます。

まず「検索結果1ページ目上部」こちらの使用目的として自社名や商品名などのキーワードで検索された際に常に広告を上位に表示させたい場合、上位に広告が掲載されないと表示することの出来ない広告表示オプションを表示させたい場合などに有効です。

検索結果の1ページ上部に広告が掲載されるようシステムが自動的に入札単価を調整してくれる。

検索結果の1ページ上部に広告が掲載されるようシステムが自動的に入札単価を調整してくれる。

入札単価の調整はキーワードごとに「1ページ目上部掲載に必要な入札価格」の指標に合わせ調整が行われます。

「検索結果の1ページ目」も同様に検索結果の1ページ目内に広告が表示されるように調整を行ってくれるため、常に広告を表示させたいキーワードにも関わらず入札単価が低く広告が掲載されていないといった機会損失を防ぐことができるようになります。

検索結果の1ページ目に広告が掲載されるようシステムが自動的に入札単価を調整してくれる。

検索結果の1ページ目に広告が掲載されるようシステムが自動的に入札単価を調整してくれる。

こちらの設定の場合、入札単価は1ページ目の掲載に必要な入札価格を指標に入札単価の調整が行われます。設定方法ですが、こちらも難しい手順もなく簡単に設定することが出来ます。

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次の画面では自動入札設定のルールを作成していきます。

設定している内容がわかるよう自動入札名を入力使用する。

設定している内容がわかるよう自動入札名を入力使用する。

検索結果ページの目標掲載位置を選ぶと以下のように設定画面に移ります。

1ページ目内もしくは上部のいずれかを指定する。

1ページ目内もしくは上部のいずれかを指定する。

入札調整方法については「1ページ目上部に掲載するための推定入札価格に合わせて、入札価格を自動的に調整する」を選択した場合は入札単価の調整を完全にシステムに任せる設定となります。

「入札価格を手動で設定し、1ページ目上部に掲載するための推定入札価格を下回らないよう自動的に調整する」を選択した場合は、基本となる入札単価は手動で決定し、設定した入札単価が1ページ目の上部もしくは1ページ目の掲載に必要な入札価格を下回った場合のみ入札単価を引き上げる、といった設定になります。

必要項目を選択したらあとは任意で細かいルールを設定していく。

必要項目を選択したらあとは任意で細かいルールを設定していく。

以降は任意の設定となりますが「入札価格調整」は推定入札価格に対し指定した%で入札単価の引き上げを行う場合などに使用します。

また「入札単価の上限」こちらを設定しておくことで指定した金額を見積りが超えた場合は上限までしか引き上げを行わなくなるため、ただ入札単価を引き上げるだけでなく制御することが可能です。

その他の設定については予算の影響で広告表示機会が制限されている場合でも入札単価を引き上げるか否か、品質インデックスが低い(3以下)キーワードに対して入札単価の引き上げを行うかどうか、と言った設定になります。

最後に作成を押したらルール設定は完了で、あとはルールを適用させるキャンペーンまたは広告グループを選択するだけです。ルールの適用方法については後半で解説します。

 

②クリック数の最大化

クリック数の最大化はキャンペーン予算内で出来る限り多くのクリック集められるように入札単価の調整を行う機能です。こちらの機能を使用することで限られた予算の中で多くのアクセスを集めることが可能になります。

サイトの訪問者数の拡大を目的として広告を出している場合や集客を目的としている方におすすめの設定になります。設定の際は先程と同様に自動入札ツールからルールを作成します。

設定は自動入札名と入札単価の上限を指定するだけでOK。

設定は自動入札名と入札単価の上限を指定するだけでOK。

入力項目は2つだけで、自動入札名と入札単価の上限を指定すれば設定は完了です。ただしこちらの機能には1つだけ注意しなければいけない点があり、この設定を使用する場合は曜日・時間帯に設定している入札単価調整が無効となります。

 

③コンバージョン数の最大化

コンバージョン数の最大化は過去のコンバージョンデータを元にキーワードのクリック毎にコンバージョンにつながる可能性をシステムが計算し、出来る限り多くのコンバージョンを獲得できるよう入札単価を自動で調整します。

入札される単価は広告グループやキーワードに設定している入札単価に対して+30%〜−100%の範囲で調整されます。入札単価の設定は自分で行うため、入札金額をコントロールしながらこちらの自動入札設定でフォローをしてコンバージョンを最大化して行くことが出来ます。

アカウントの管理にあまり時間を割けない方や、管理の手間を出来る限り省きたいと思っているが、システムにすべてを任せるのに抵抗がある方にはおすすめの機能ですね。

こちらのルール設定も非常に簡単で、自動入札名を入力して保存をするだけでルール設定は完了します。

コンバージョン数の最大化を使用する場合は自動入札名を入力するだけで設定終了。

コンバージョン数の最大化を使用する場合は自動入札名を入力するだけで設定終了。

 

④コンバージョン単価の目標値

こちらはGoogleアドワーズでいうところのコンバージョンオプティマイザーと同様の機能になります。この機能は任意で設定した目標CPAに合わせてコンバージョンを獲得できるように自動で入札単価を調整します。

出来る限りCPAを維持したままコンバージョン件数の拡大を行いたい方におすすめの機能で、よりCPAを意識した運用ができるようになります。

こちらの設定には条件があり、設定を行うキャンペーン、広告グループの場合は広告グループの入っているキャンペーンにて直近の30日間で15件以上のコンバージョンを獲得していることが使用条件となります。

また、モバイルの入札単価調整率−100%の場合を除き全てが無効となります。設定を行う際は、自動入札名と目標とするコンバージョン単価を入力すれば設定は完了です。

ここで注意して欲しいのは、出来る限りお金をかけずにコンバージョンを獲得したいからといってあまりにも目標CPAが低すぎるとシステムが上手く働かず余計に数値を悪化させてしまう原因にもなってしまうので、まずは現状のCPAと同じぐらいに設定をして、様子を見ながら目標の上げ下げをすることをオススメします。

自動入札名、目標とするコンバージョン単価を入力すれば設定は完了。

自動入札名、目標とするコンバージョン単価を入力すれば設定は完了。

 

⑤費用対効果の目標値

この機能は、目標とする平均広告費用対効果(ROAS)を維持しながら、売上を拡大できるように入札価格を調整する機能です。

ROASの目標値を定めることによって広告の費用対効果を高める運用が可能になります。予算内で出来る限り広告の費用対効果を高めていきたい、といった方にオススメの機能です。(ROASとは=広告の効果を測る指標の一つで、売上を広告費用で割ったもの)

こちらの機能も「コンバージョン単価の目標値」と同様に、設定するキャンペーン、もしくは広告グループに設定する場合は広告グループが入っているキャンペーンが直近30日間で15件以上のコンバージョンを獲得している事が条件となります。

モバイルの調整比率も同様で−100%の場合を除き全て設定は無効となります。この他の注意点としてコンバージョン測定をする際に1コンバージョンあたりの売上金額を設定しておく必要があります。

自動入札名、広告費用対効果の目標値(売上の回収率)を入力すれば設定完了。

自動入札名、広告費用対効果の目標値(売上の回収率)を入力すれば設定完了。

「自動入札設定」のルール設定は以上となりますが、最後に作成した自動入札設定の適用法について解説していきます。

まずは管理画面のキャンペーンもしくは広告グループ一覧が表示されている状態で自動入札設定を適用するキャンペーンか広告グループにチェックを入れ、編集タブをクリックするとメニューの中に自動入札を適用・変更という項目があるのでそれをクリックします。

自動入札設定を使用するキャンペーンか広告グループを選択した状態で編集→自動入札設定を適用・変更を選択する。

自動入札設定を使用するキャンペーンか広告グループを選択した状態で編集→自動入札設定を適用・変更を選択する。

すると作成した自動入札設定の一覧が表示されるので、使用する自動入札設定を選択し、適用をクリックすれば全ての設定が完了です。

使用する自動入札設定を選択して適用をクリックするだけで設定は完了。

使用する自動入札設定を選択して適用をクリックするだけで設定は完了。

しかし、どの設定がされているのかデフォルトの管理画面では確認が出来ないので、表示項目に「自動入札名」もしくは「自動入札タイプ」を追加することをおすすめします。

表示タブ→表示項目の編集で自動入札名、自動入札タイプを追加することで現在の状況がわかる。

表示タブ→表示項目の編集で自動入札名、自動入札タイプを追加することで現在の状況がわかる。

いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介した自動入札設定ですが、人の手では難しい細かい調整が可能となるうえに、管理の手間を省き、より効率的かつ効果的なアカウント運用が可能になるような機能です。

もちろん全てをシステムに任せっきりにして放置できるようなものではないので注意は必要です。しかし、それぞれの設定の特性を理解した上で活用できれば、非常に効率よく運用ができるようになりますので、本稿を参考に是非あなたのアカウントでも役立ててくださいね。

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