CPOが1/3に改善!?売り上げを劇的に上げるフリーダイヤル戦略とは

株式会社リプライオリティの田邉です。
今回は、インバウンドで売上を劇的に上げる方法をお伝えします。今日からでもすぐにできる内容ですので実践してみてください。
フリーダイヤルを入れる際の3ポイント
まず大切なこととして注文の導線を電話に誘導することから始まります。LPのフリーダイヤルの表記は大きく目立って表記していますか?
「フリーダイヤルを入れていない」
「フリーダイヤル表記が小さい」
この点があてはまる場合、すぐに改善してみてください。弊社のお付き合いがあるEC事業者では「スタッフ数が少ない為に電話対応ができない」という課題からフリーダイヤルを入れていない、または小さいケースが目立ちました。これは非常に勿体無いです。
問い合わせ窓口を増やすだけで、当然売上は上がります。コールセンター機能をアウトソースすると外注コストがかかりますが、弊社がお付き合いさせていただいた事業者様は、100%の割合でコスト以上の売上効果がありました。
なお、フリーダイヤルを入れる際のポイントは3つです。
①一番はじめのページ(ファーストビュー)右上に大きく表示
②特設ページ、購入ボタンと購買アクションが進んでも常時表示
③クロージング箇所は、さらに大きく表示
フリーダイヤル表示をして売上UPしましょう!
問い合わせを受注に変える
実際にフリーダイヤルを大きく入れると、問い合わせ件数が劇的に増えます。
この問い合わせしたお客様は、良くも悪くも興味を持っていただけている方です。この興味を持ったお客様を逃がさないこと。インバウンドの売上UPはこの点に尽きます。
その為の手法はいくつかありますが、質問をどんどんこちらから投げかけることが最も大切です。
「今回ご興味を持たれたのは、●●の点がお悩みですか?」
「最近季節の変わり目になりますので、●●の点など気になられますか?」
こういったコミュニケーションがあることで、お客様の心の窓が開いてきます。そうすると、問い合わせのみの予定だった顧客心理が変わり、お客様を注文に導くことが可能です。
質問を投げることで、問い合わせを受注に変えて、売上UPしましょう!
フリーダイヤルを大きく記載だけでCPO1/3に改善実績
化粧品EC事業者様の事例です。
媒体:総合通販 商品同梱チラシ
商品:お試し1,500円(定期5,000円)
改善前までは電話からの注文割合が20%でした。しかし、なんと電話注文の内、インバウンドコールセンターで約50%が定期(5,000円)に引き上げ成功していました。
<改善前>
注文経路 | 割合 |
ハガキ | 55% |
WEB | 25% |
電話 | 20% |
FAX | 0% |
そこで電話注文を増やすように弊社からアドバイスいたしました。
具体的にはフリーダイヤルの記載を大きく、かつ「お得な情報はお電話にて」という文言を入れる、この2つの改善でした。
<改善後>
注文経路 | 割合 |
電話 | 50% |
ハガキ | 25% |
WEB | 25% |
FAX | 0% |
なんと電話割合が約30%も向上しました!
仮に…毎月1,000件の新規顧客が獲得出来た場合
■改善前
・ハガキ 550名
・WEB 250名
・電話 200名(定期:100名)
■改善後
・ハガキ 250名
・WEB 250名
・電話 500名(定期:250名)
なんと、改善前と後では、
・定期顧客が150名純増!
・初月売上 約50万UP!!
・CPO1/3改善!!!
という嬉しい結果となりました。
今回は、インバウンドで劇的に売上を上げる方法をご紹介しました。複雑な方法ではなく、明日からでもすぐにできる内容ですので、是非、皆様の売上UP、ファン創りのヒントになれば幸いです。